こんにちは、Featuring(フィーチャリング)です 👋
最近、韓国では「見るだけ」の展示に満足しない人が増えています。
来場者は実際に動きながら写真を撮ったり、動画を見ながら一緒に参加して体験を楽しみ、
コンテンツを作り上げることを求めるようになっているのです。
そんな中、Z世代の間では「参加型体験(Interactive Experience)」が
新しいキーワードとして注目されています。
見るから参加するへ。
今は、コンテンツが反応し、体験しながら完成していく時代になっています。
今回は、韓国ではこうした参加型体験を展示やSNSでどのように表現しているのか、
具体的な事例と共に見ていきましょう 🪄
出典 : デザインあ展neo Xより
最近では、Z世代を中心に「見る」から「参加する」へと文化コンテンツのパラダイムが
急速に変化しています。
その先駆けとなったのが、インタラクティブ展示(Interactive Exhibition)です。
動きや音、タッチに応じて作品が反応する空間の中で、観覧者は単なる「来場者」ではなく、
コンテンツを完成させる「参加者」となります。
インタラクティブ展示といえば、真っ先に思い浮かぶのはteamLabではないでしょうか。🌊
来場者の動きに応じて光や色が生き生きと変化し、自分が歩いた場所には新たな波動が
広がるなど、展示全体がひとつの巨大なセンサーのように機能します。
観覧者の行動そのものがコンテンツになる体験は、これまでにない反響を生み出しました。
一方、韓国ではソウルの清渓川(チョンゲチョン/청계천)で行われた「Soul Ocean Project」が注目を集めています。👀🎶
ソウルの中心部、清渓川の上に光で描かれた海が広がり、
水面のLED映像とセンサー反応システムを通じて、来場者の動きに応じて映像が変化する
インタラクティブメディアアート展示です。
市民は単なる観覧者ではなく、「作品の一部」として参加できる仕組みが作られています。
また、11月11日にオープンした果川ワンダーパークとThe Pinkfong Companyがコラボした「Bebefin Sing-along Adventure」も話題です。
子どもや家族が楽しめるインタラクティブ体験型展示で、歌・映像・フォトスポット・体験が
組み合わさった没入型コンテンツとなっています。
子どもたちは実際に歌い、体を動かすことでブランドの世界観を体で感じる体験が可能です。
💡 Insight
文化コンテンツは「見るアート」から「共に創る体験」へと移行しています。
ブランドがオフライン展示やポップアップを運営する際も単なるプロモーション空間ではなく、
参加型メディアとして設計することで、来場者自身がコンテンツを生み出し、
それを自発的に共有する仕組みを作ることが重要です。
出典 : chae_so._さんの Instagramより
この流れはオフラインにとどまらず、SNS上にも広がっています。
最近のInstagramやTikTokでは、タップやスワイプなどの操作に反応する
インタラクティブリール(Interactive Reels)がトレンドになっています。
「リズムに合わせて指を動かしてみて👉」「画面を押してみて👆」
こんなリールを見たことありますよね?
これがインタラクティブリール(Interactive Reels)なんです!
映像がただ流れるのではなく、指先の動きに合わせてシーンやエフェクトが変わることで、
まるで自分がコンテンツの中に入り込んだような感覚を味わえます。
その瞬間、私たちは視聴者ではなく「参加者」となるのです。✨
出典 : jobeam_studioさんの Instagramより
インタラクティブリールは、面白さにとどまらず、ブランドの感性やメッセージを
ユーザー自身が直接体験できるように新しいストーリーテリング手法として広がっています。
例えば、17万人のフォロワーを持つ猫キャラクター「쫀냐미(もちにゃみ)」は、
指を動かすとお腹の脂肪がぷるぷる揺れたりアイスクリームが落ちたりする演出で大きな話題を呼びました。😾🍦
韓国だけでなく日本でも「可愛すぎる!」「指で動かす系のリールで一番好き!」と好評を集め、
言葉を使わず動画だけでキャラクターの魅力を自然に伝えました✨🐾
また、4万人フォロワーの犬キャラ「깜자(カムジャ)」は、
指先の動きに合わせて甘える仕草や投げ遊びを演出し、ファンとの共感ポイントを生み出しました。
このように、視聴者はもはや単なる「見る人」ではなくコンテンツを完成させる
「参加者」となり、この体験がブランドコミュニケーションの新たな基準となっているのです。
出典:norangtongdak_officialさんInstagramより
韓国のチキンブランド「ノラントンタク(노랑통닭) 」は、
ユーモラスなインタラクティブリールで注目を集めました。
「丸を長押ししてみて!」という演出とともに、長押しすると注文したチキンが
すぐに届く様子が再現され、ユーザーの参加を自然に誘導!✨
その短い瞬間の楽しさが、ブランドに対するポジティブな印象につながりました。🍗
このように、視聴者は単にコンテンツを見る人ではなく、ブランドの物語を直接体験する
参加者へと変わります。
手先のわずかなアクションから始まるこの体験が、ブランドと消費者をつなぐ
温かい架け橋となり、その体験がブランドに対する思い出や好感につながるのです。
💡 Insight
✔️ 動作ベースの没入型マーケティング:
タップやスワイプなどの操作を通じて視聴から体験へと転換し、コンテンツへの没入感を高めます。
✔️ タイミング重視の設計:
映像内の効果変化とユーザーの反応タイミングが重なると、最も高い没入感が実現されます。
✔️ 双方向のブランドメッセージ体験:
ブランドの価値や製品特徴をインタラクティブ形式で体験させることで
ユーザーが直接ブランドを体感できる仕組みを作ります。
今のマーケティングでは、
単に見せるより「共に創る」体験がますます重視されるようになっています。
オフラインでは空間そのものが参加を促す仕掛けになり、
オンラインではインタラクティブリールのように、ユーザー自身がブランドストーリーに
入り込んで反応できる体験を設計することが鍵です。🔑⭐
インタラクティブコンテンツの企画を考えているなら、参加型コンテンツの演出センスを持つ
インフルエンサーを、データに基づいて見つけることが大切です。
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